家でもうまいビールが飲みたい!!!!!
毎度失礼します。別の記事「家ビールが最高にうまくなる3度つぎのやり方」でビールをおいしく飲むには、注ぎ方が重要になってくるという話をしました。
しかし、もう一つ温度、も重要です。
え?そんなんキンキンがうまいに決まってるやないかって?
いやいや、必ずしもそうではありません。
ヤッホーブルーイングのよなよなエールは、13℃で飲むことが推奨されています。
ということで、今回はよなよなエールの温度を測って13度になったらSlackに通知するマシーンを自作したいと思います。
目次
やること:13度マシーンの自作
完成形はこんな感じです。
よなよなエールと温度センサーを用意します
よなよな風呂敷で包みます
包むときに缶の底にセンサーがペコっとはまるようにしました。
サーバー(ラズパイ)で温度情報を受信します
温めます(待ちます)
冬場なので部屋に暖房が効いています。せっかちな人は暖房の風があたるところらへんに起きましょう!
飲み頃(13℃)になったら通知が来る
あとは、3度注ぎしておいしく飲みます。
以上が、完成形のイメージです!ではさっそくいきましょう!
必要なもの
今回の13度マシーンの自作に必要なものです。
- Raspberry Pi 3
- マイクロSD(16GB)
- Gravio(サーバー)
- Gravioレシーバー
- Gravioワイヤレスプッシュセンサー
- Slack
- 風呂敷(箱とかでもよい)
- よなよなエール
ちなみに、よなよなエールはローソンかよなよなの里(ヤッホーさんのECサイト)で購入できます。
セットアップ
ラズパイのセットアップはここらへんを参考にしながらやってください。
「RaspberryPi3(STRETCH )のセットアップ OSのインストールからHello Worldまで」
SlackのWebhook URLを取得する
こちらをご参照ください。
「Gravio×ラズパイ×Slackでインターホンを自作する」
Gravioの設定をする
では次に、Gravio側の設定を行っていきます。
- IFTTTにWebhookを投げるアクション
- 扉の開閉のトリガー
の2つを作成していきます!
アクションの作成
インターホンの自作記事「Gravio×ラズパイ×Slackでインターホンを自作する」と同様に、HTTP POSTコンポーネントを利用します。プロパティの設定は下記のような感じになります。
Bodyの”text”:に続く文章だけお好きなようにどうぞ笑
トリガーを設定する
次に、先ほど作成したアクションを実行するためのトリガーを設定していきます。
トリガー名を適当に設定し、取得したいデータが存在するエリア>レイヤーを選択します(今回は、レイヤー1にセンサーが一個しかないので、送信元IDの設定は不要です)。そして、実行したいアクション名(先ほど作成したアクション)を設定し、「閾値によるトリガー」にします。温度の部分を、取得した温度 >= 13℃、に設定します。
これで、飲み頃(13℃あたり)になったらSlackに通知してくれる、お手製13℃マシーンが完成しました!
課題
さて、一応ざっくり作りましたが、下記のような課題があります。
表面温度とビールの温度の差
今回は缶にセンサーをくっつけて温度を測定しています。缶はアルミで中身は液体ですので、缶の方が温度が変わりやすいです。したがって、表面温度(缶の温度)とよなよなエールの温度が必ずしも一致するわけではありません。したがって、今回のように中身の温度が飲み頃になってそう、かつ、注いだらちょうど13℃くらいになる表面温度、を模索する必要があります。
センサーを冷やす必要がある
今回の条件だと、センシングした温度が13℃より大きくなったら通知、でしたので、センサーをそこらへんに放っておくと、すぐに通知が来てしまいますwしたがって、センサー”も”よなよなエールと同じように冷やしておく必要があります。
まあ、このような課題がありましたが、実際飲んだらうまかったので、問題無しです!笑
おまけ:ほかの13℃での飲み方<13道>
ヤッホーさんのサイトで13℃で飲む他の方法が掲載されていましたので、こちらも参考にしてみてください~!