寒い日が続きますね。僕は朝一で白湯を飲む習慣があるんですけど、起きてから湧くまでの時間が辛い。。。
ということで、朝起きたら湯を沸かしてくれるスマート湯沸かし器を自作しました。
目次
やること
朝起きたら湯沸かし器が勝手に湯を沸かし始めて、トイレとか言ってる間に湧いてる、というのを実現していきます。出来上がりはこんな感じです。
起床(寝室の扉を開ける)
サーバー(ラズパイ)で受信
IFTTTへWebhookを投げる
スマートプラグ(HS105)の電源ON!
ざっとこんな感じで、寝室の扉が開いたことをトリガーとして(朝起きたこととみなし)、お湯を沸かします!
ちなみに、時間を決めて実行するだけなら、スマートプラグの設定できますw
必要なもの
- Raspberry Pi 3
- マイクロSD(16GB)
- Gravio(サーバー)
- Gravioレシーバー
- Gravioドア・窓開閉センサー
- TP-Link製スマートプラグHS105
- ティファール 電気ケトル
- IFTTT
こんな感じですね。こんな感じの全体感になります。
それではさっそく行きましょう!
ラズパイとTP-Link(HS105)の設定
まずセットアップが必要ですが、それについては、
「RaspberryPi3(STRETCH )のセットアップ OSのインストールからHello Worldまで」
「TP-LinkのスマートプラグのWiFi設定方法を初心者向けに解説」
この辺を参考にしつつやってください。
IFTTTのアプレットを作成する
次にIFTTTのアプレットを作成します。Webhookをトリガーにして、スマートプラグ(TP-LinkのHS105)を操作するアプレットを作ります。下記の記事で手順を紹介していますので、こちらをどうぞ!
「WebhookをトリガーにIFTTT経由でスマートプラグを操作!」
Gravioの設定をする
では次に、Gravio側の設定を行っていきます。
- IFTTTにWebhookを投げるアクション
- 扉の開閉のトリガー
の2つを作成していきます!
アクションの作成
インターホンの自作記事「Gravio×ラズパイ×Slackでインターホンを自作する」と同様に、HTTP POSTコンポーネントを利用します。プロパティの設定は下記のような感じになります。
URLのところに「WebhookをトリガーにIFTTT経由でスマートプラグを操作!」の最後に取得したURLを貼り付けます。プロパティの設定は以上です。簡単ですね!
トリガーを設定する
次に、先ほど作成したアクションを実行するためのトリガーを設定していきます。
トリガー名を適当に設定し、取得したいデータが存在するエリア>レイヤーを選択します(今回は、レイヤー1にセンサーが一個しかないので、送信元IDの設定は不要です)。そして、実行したいアクション名を設定し、データの状態(ここでは、Door state)を選択し、保存します。
トリガーを作成し、有効にすれば、これでOKです!
これで、扉を開けたらティファールに通電し、お湯を沸かしてるスマートでイカしたケトルができあがりました!
課題
とまあ、意気揚々と書きましたがまだまだ課題があります笑
ケトルのぱちぱちするとこをONにしておく必要がある
このスマートプラグ(TP-Link HS105)では電気の通電のコントロールしかできません。したがって、本体自体の電源の操作とかはできないわけです。ですので、電源が入ったらすぐ動作する状態にしておく、必要があります。ということで、ケトルのあのぱちぱちする部分(押したら沸かし始める”あれ”です笑)を押しておく必要があります笑
時間関係なく扉が開いてたら沸かし始めるw
まあ、1個めは、なんとゆうか、まあ、寝る前にパチッとしておけばいいか、、、程度だと思います。が、こちらはちょっと不便です笑。今回作った仕組みだと扉が開いたこと(厳密にいうと開いている状態)が起きた合図になります、ですので、いつ何時でも扉が湧いたら通電し、お湯を沸かし始めますw一回湧いちゃうと、ぱちぱちするところが戻ってしまうので、これは深刻な問題です笑
朝の時間帯(8時~10時)だけ扉が開いてたら沸かすようにするとか、工夫していく必要がありますね~
ということで、課題はありますが、スマートケトルの自作でした!