特別な電化製品じゃなくても、スマートホームが実現できるスマートリモコンですが、そのままだと連携できる製品やサービスが限定されてしまいます(まあ、それでもかなり色んなことでできるんですが笑「エアコンの消し忘れ対策決定版!スマートリモコンで完全防止!」)。今回は、NatureのスマートプラグNature Remo(ネイチャー リモ) miniをWebhookで操作できるようにしたいと思います!
やりたいこと
今回実現するのは下記のようなことです。
- 外部のシステムから、HTTP通信でIFTTTのWebhooksトリガーへPOSTする
- IFTTTでWebhookを受けて、Nature Remo miniを操作
- 家電操作!(電気つけるとか、エアコンのON/OFFや温度調節とか)
です。では、さっそく手順の紹介をしていきます!
Nature Remo miniのセットアップを行う
まず、NatureのスマートリモコンNature Remo miniのセットアップを行ってください。やり方は、
とか、「Nature Remoチュートリアル」
らへんを参考にしてください!
Webhookをトリガーにする
IFTTTの設定を行っていきます。IFTTTの登録方法等は、こちら「ノンプログラミングで色々つなげる!IFTTTの登録手順」をご覧ください!
アプレットを作成していきます。アプレット作成ページに行って、
+thisをクリック!まずはトリガーを設定していきます。
トリガーにするサービスを検索する画面で「Webhooks」と入力します。出てきた「Webhooks」という青いアイコンをクリックします。
Webhooksを発火させるためのイベント名を設定します。このEvent Nameは後程コールするURLに含まれるので、英語で作成するのが無難でしょう。入力したら、「Create trigger」のクリックで、Webhookのトリガーへの設定は完了です!
IFTTTからスマートリモコンを操作する
それでは、次にIFTTTの「that」をNature Remoに設定していきます。こんな画面に移るかと思いますので、「+that」をクリックします。
thatを検索していきます。「Nature Remo」と検索します。
出てきたアイコン「Nature Remo」をクリックし、Nature Remoのアカウントとの連携を行っていきます(初回のみ)。セットアップのときに作成したアカウントでログインしましょう。
連携すると、下記のような画面が現れるので、「that」で行うNature Remoのアクションを選択します。
エアコンのON/OFFやTVの操作などが選べます。Execute sceneというのは、Nature Remoにある「シーン」という家電の操作をまとめて行う機能を実行するということです。今回は、リビングの電気をつけたかったので、「Control home appliances」を選択します。
アクションを選択すると操作する家電やシーンが選択できるようになると思いますので、IFTTTから行いたい操作を選択してください。
以上で、IFTTT側の操作は完了です。次はWebhookで呼び出すURLを確認します。
Webhookで呼び出すURLを確認する
Webhooksトリガーのページにいきます。「Documentation」をクリックします。ここから、URLを確認します。
下記の画面に遷移します。基本的に、KeyとEvent Nameの組み合わせでWebhookを呼び出すことになります。ここまでの私の設定の場合は、wake-upがEvent Nameになりますので、Make a POST or GET Web request to: の下にあるURLが私のURLになります。青で隠してあるところが、keyが入る部分ですね。こちらのURLにPOST(あるいはGET)することで、指定したイベントを発火させることができます。オプションとしてデータの受け渡しも可能ですが、今回は使いません。
上に設定してあるURLにPOSTすることで、スマートプラグが操作できるようになります!
以上が、IFTTTを使って、HTTP通信(Webhook)経由でスマートリモコン(NatureのNature Remo)を操作する手順です。この仕組みを使えば、家に帰ったら電気をつけるようにしたり、所定の家電を一斉にコントロールしたりできるようになります!つながる範囲を増やしていろいろなサービスから家電を操作しましょう!